マイルチャンピオンシップ2018の出馬表とG1ヘッドラインが発表されましたね。
モズアスコットは4枠8番、アエロリットは7枠15番に配置されました。
今回はG1ヘッドラインなどから、サインを探してみたいと思います。
マイルチャンピオンシップ2018の出馬表
出典 JRA
マイルチャンピオンシップ2018には20頭が登録し、グァンチャーレ 、 ベステンダンクが除外となり、18頭立てとなっています。
1枠 | 1番 | ステルヴィオ | 牡3 | 56.0kg | W.ビュイック | 木村 哲也 |
2番 | ペルシアンナイト | 牡4 | 57.0kg | M.デムーロ | 池江 泰寿 | |
2枠 | 3番 | アルアイン | 牡4 | 57.0kg | 川田 将雅 | 池江 泰寿 |
4番 | ブラックムーン | 牡6 | 57.0kg | 浜中 俊 | 西浦 勝一 | |
3枠 | 5番 | ヒーズインラブ | 牡5 | 57.0kg | 藤岡 康太 | 藤岡 健一 |
6番 | ジュールポレール | 牝5 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 西園 正都 | |
4枠 | 7番 | ロジクライ | 牡5 | 57.0kg | C.デムーロ | 須貝 尚介 |
8番 | ![]() |
牡4 | 57.0kg | C.ルメール | 矢作 芳人 | |
5枠 | 9番 | ウインブライト | 牡4 | 57.0kg | 松岡 正海 | 畠山 吉宏 |
10番 | ミッキーグローリー | 牡5 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 | |
6枠 | 11番 | ![]() |
牡3 | 56.0kg | 武 豊 | 池江 泰寿 |
12番 | レーヌミノル | 牝4 | 55.0kg | 四位 洋文 | 本田 優 | |
7枠 | 13番 | レッドアヴァンセ | 牝5 | 55.0kg | 北村 友一 | 音無 秀孝 |
14番 | エアスピネル | 牡5 | 57.0kg | 福永 祐一 | 笹田 和秀 | |
15番 | アエロリット | 牝4 | 55.0kg | R.ムーア | 菊沢 隆徳 | |
8枠 | 16番 | カツジ | 牡3 | 56.0kg | 松山 弘平 | 池添 兼雄 |
17番 | ロードクエスト | 牡5 | 57.0kg | 横山 典弘 | 小島 茂之 | |
18番 | ケイアイノーテック | 牡3 | 56.0kg | 藤岡 佑介 | 平田 修 |
G1ヘッドラインからのサイン
マイルチャンピオンシップ2018のG1ヘッドラインは、「最強最速を語れ、マイルの勲章にその価値がある。」
過去のマイルチャンピオンシップのG1ヘッドラインを見てみます。
2017年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
マイルは譲れない、絶対的な個性を極め王位を奪え。
2016年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
譲れぬ舞台で昇華、貫いた情熱の軌跡が王位に届く。
2015年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
真摯に夢へ挑む勇者の渇望、渾身の想いがマイルを制す。
2014年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
強靭な風の軌跡、時を越え語り継がれる覇者がいる。
2013年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
速さと強さの核心へ、驚嘆の瞬間に王者が叫ぶ。
2012年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
我が道を誇る自信、速さと強さの真実を見せつけたい。
2011年マイルチャンピオンシップのG1ヘッドライン
速さが卓越、強さが超絶、譲れぬ舞台に威信を懸ける。
どうもピンときませんね。
「最強と最速」が使われているのは、2018年の安田記念と2017年の安田記念。
2018年安田記念
最強と最速の真価は府中のマイルでこそ発揮される。
2017年安田記念
最速と最強、信念の進化。
ただし、後半部分の「マイルの勲章にその価値がある。」という部分が引っ掛かります。
考えられるのは、G1のタイトルはあるけれど、マイルのG1を勝っていない馬、あるいは、マイルのG1にあと一歩で手が届かなかった馬。
前者でいえばアルアイン、後者でいえばエアスピネルやステルヴィオでしょうか。
ステップレースからのサイン
マイルチャンピオンシップのステップレースは、富士ステークスと毎日放送賞スワンステークス。
では、今年の秋季G1では、ステップレースを使った馬の連対はあったのでしょうか。
昨年の結果も併せて見てみます。
2017年スプリンターズステークス
1着 レッドファルクス 前走 安田記念3着
2着 レッツゴードンキ 前走 ヴィクトリアマイル11着
2018年スプリンターズステークス
1着 ファインニードル 前走 産経賞セントウルステークス1着
2着 ラブカンプー 前走 産経賞セントウルステークス2着
スプリンターズステークスは、2017年の連対馬はステップレースを使っていませんが、2018年の連対馬はステップレースを経て出走。
2017年天皇賞(秋)
1着 キタサンブラック 前走 宝塚記念9着
2着 サトノクラウン 前走 宝塚記念1着
2018天皇賞(秋)
1着 レイデオロ 前走 産経賞オールカマー1着
2着 サングレーザー 前走 札幌記念1着
天皇賞(秋)は2017年の連対馬はステップレースを使っていませんが、2018年の連対馬のうち、1着のレイデオロはステップレースを経て出走、2着のサングレーザーはステップレースを使っていません。
2017年エリザベス女王杯
1着 モズカッチャン 前走 秋華賞3着
2着 クロコスミア 前走 アイルランド府中牝馬ステークス1着
2018年エリザベス女王杯
1着 リスグラシュー 前走 アイルランド府中牝馬ステークス2着
2着 クロコスミア 前走 アイルランド府中牝馬ステークス5着
エリザベス女王杯は、2017年1着馬のモズカッチャンはステップレースを使っていませんが、2着馬のクロコスミアはステップレースを経て出走。
2018年1着馬のリスグラシュー、2着馬のクロコスミアはいずれもステップレースを経て出走。
この3レースの結果を見てみると、1着馬は真逆の関係になります。
では、マイルチャンピオンシップの2017年の結果を見てみます。
2017年マイルチャンピオンシップ
1着 ペルシアンナイト 前走 富士ステークス5着
2着 エアスピネル 前走 富士ステークス1着
2017年マイルチャンピオンシップの1着馬はステップレースを経て出走していますから、今までの流れが継続すれば、ステップレースに出走していない馬が1着となります。
最後に
東京スポーツ杯2歳ステークスのレース結果も、マイルチャンピオンシップ2018の重要なサインとなりそうです。
また、再検討してみます。