競走馬にとって引退はつきもの。

 

いつかは引退しなければいけません。

 

キタサンブラックのように、華々しく引退式をやってもらえる馬は幸せですよね。

 

多くの馬が人知れず現役生活に別れを告げて、ひっそりと引退していきます。

 

今年の天皇賞春で、怒涛の追い込みを決め、見事に1着でゴールしたレインボーライン!

 

しかし、ゴールした後に、レインボーラインの鞍上の岩田騎手が歩様の動きがおかしいことに気付き、すぐに下馬。

 

ウイニングランを行わずに、馬運車で京都競馬場の診療所へ運ばれ、その後、レインボーラインは関係者から「右前肢ハ行」で比較的軽症と診断されていました。

 

けれども、今朝のニュースを見たら、5月2日で栗東トレセン診療所で精密検査した結果、レインボーラインは、骨にこそ異常はなかったものの、「右前肢球節後面の腱、じん帯損傷の疑い」での重症と判明。

 

長期の治療や休養をしても、競走能力の喪失につながる故障と診断され、レインボーラインは現役引退を余儀なくされてしまいました。

 

せっかく、天皇賞春でG1初タイトルを取り、これから競走馬として成熟の時を迎えると思われていただけに、レインボーラインの引退は残念ですよね。

 

今回は、現役引退をすることになったレインボーラインを振り返ってみたいと思います。

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レインボーラインとは?

レインボーラインは 2013年4月1日生まれの 鹿毛の5歳牡馬。

 

ノーザンファーム生産で、2014年のセレクトセールで5,400万円で、三田昌宏氏に購入されました。

 

父親はオルフェーヴルやゴールドシップと同じサンデーサイレンス系のステイゴールド。

 

母親はレーゲンボーゲン。

 

母親の父親はフレンチデピュティで、さかのぼるとノーザンダンサーがいます。

 

また、レーゲンボーゲンの母系を見ると、アンバーシャダイやノーザンテーストがいるので、ノーザンダンサー系の馬となります。

 

調教師は栗東の浅見秀一氏で、馬主は三田昌宏氏ですが、ノーザンファーム生産馬なので社台系ですね。

レインボーラインの成績

出典 JRA

 

レインボーラインのデビューは、2015年8月2日の札幌1800mの新馬戦。

 

レインボーラインは2人気に支持されましたが、2着に惜敗。

 

続く2戦目の札幌1800mの未勝利戦も2着となり、初勝利となったのは3戦目の札幌1800mの未勝利戦でした。

 

この3戦目の札幌1800mの未勝利戦でレインボーラインは、ゾロ目の1着となっています。

 

レインボーラインはその後、萩ステークス3着、東京スポーツ杯2歳ステークス9着と勝利を挙げることができませんでしたが、12月27日に行われた阪神1600mの条件戦の千両賞で待望の2勝目を挙げることができました。

 

レインボーラインは3歳となった初戦の日刊スポーツ賞シンザン記念で6着に敗れましたが、続くアーリントンカップで見事に1着を勝ち取っています。

 

しかし、レインボーラインは、この後全く勝てなくなります。

 

3歳時はNHKマイルカップで3着、日本ダービーで8着、古馬戦デビューとなった札幌記念で3着、菊花賞で2着と善戦はするものの、G1タイトルにはあと一歩足りず、残念な馬でした。

 

4歳時も天皇賞春で12着、宝塚記念5着、天皇賞秋3着、ジャパンカップ6着、有馬記念8着と連対すらできず、このまま、レインボーラインは終わるのかと思われていました。

 

でも、レインボーラインは5歳になってから、輝きを取り戻し始めます。

 

3月18日に行われた天皇賞春の前哨戦である阪神大賞典で、3人気ながら1着となり、3歳のアーリントンカップ以来の勝利をゾロ目で勝ち、天皇賞春でも、ジャパンカップ覇者のシュヴァルグランを押しのけて、ゾロ目の1着を勝ち取りました。

 

そして、これからという時に悲劇が…

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最後に

レインボーラインの初勝利とG1タイトルの天皇賞春の結果がゾロ目の1着というのは奇遇ですね。

 

おそらく、主催者はここまで考えていたのではと勘繰りたくなります。

 

レインボーラインは現役引退した後、ステイゴールドの後継種牡馬の1頭として、優駿スタリオンステーションでシンジケートが組まれるそうですが、レインボーラインのような切れる産駒を期待したいと思います。

 

レインボーラインにはお疲れ様といいたいですね。

 

そして、種牡馬として頑張ってほしいと思います。

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