2016年のドバイターフ優勝馬のリアルスティールが、右前脚に種子骨靭帯炎を発症したことにより引退するそうです。

 

リアルスティールは引退後は、安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定のようですから、産駒の活躍に期待したいと思います。

 

リアルスティールといえば、3歳時はドゥラメンテやキタサンブラックに阻まれ、クラシック制覇できませんでしたよね。

 

また、4歳以降も国内では、2016年天皇賞秋の2着が最高成績で、国内G1で優勝することができませんでした。

 

唯一のG1勝利は2016年ドバイターフ。

 

でも、このドバイターフの1着賞金って360万ドルなんで、ジャパンカップや有馬記念より高いんですよね。

 

今回は、引退を発表したリアルスティールを振り返ってみたいと思います。

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リアルスティールの戦歴

出典 JRA

 

リアルスティールは、2012年3月1日生まれのノーザンファーム生産の6歳牡馬。

 

栗東の矢作芳人厩舎の所属馬で、馬主はサンデーレーシング。

 

父はディープインパクトで、母はラヴズオンリーミー。

 

母の父はストームキャット。

 

リアルスティールのデビューは2014年12月27日に行われた阪神1800mの新馬戦。

 

リアルスティールは福永祐一騎手騎乗で、1人気に応え、2着馬のリベレーターに3馬身1/2の差をつけてデビュー戦を飾っています。

 

続く2戦目にリアルスティール陣営が選んだのが、条件戦ではなく、重賞の共同通信杯であったことからも、リアルスティールの素質を高く買っていたのでしょうね。

 

リアルスティールは、2戦目の共同通信杯(東京1800m)も3人気ながら1着となっています。

 

この共同通信杯で2着に負かしたのが、後の2冠馬のドゥラメンテ。

 

リアルスティールは、この共同通信杯で上り34.0でしたが、ドゥラメンテは上り33.7。

 

この時点で、リアルスティールよりもドゥラメンテの方が切れ味が凄いことが分かります。

 

リアルスティール陣営は、3戦目に、皐月賞の前哨戦としてフジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m)を選択します。

 

しかし、リアルスティールはここで初めて2着に敗退します。

 

フジテレビ賞スプリングステークスで1着となったのは、後にG1で7勝するキタサンブラック。

 

何となく、その後のリアルスティールを象徴しているような感じですね。

 

フジテレビ賞スプリングステークスで2着になったリアルスティールは、予定通り皐月賞に進みますが、皐月賞では共同通信杯で下したドゥラメンテの切れに屈し2着敗退。

 

続く日本ダービーでは2人気に支持されますが、ドゥラメンテだけでなく、サトノラーゼンとサトノクラウンにも敗れ、4着に終わっています。

 

夏の休養を挟んで、リアルスティール陣営が菊花賞の前哨戦に選んだのが、王道の神戸新聞杯。

 

リアルスティールは、その神戸新聞杯で1人気になりながら、ルメール騎手騎乗のリアファルに敗れ2着。

 

そして、ドゥラメンテがいなくなり、最大のチャンスとみられた菊花賞でも、キタサンブラックに敗れ2着で終わっています。

 

明け4歳馬として、リアルスティール陣営が古馬初戦として選んだのが中山1800mの中山記念でしたが、リアルスティールは復帰したばかりの ドゥラメンテ、そしてアンビシャスにも遅れをとり3着に。

 

そして、リアルスティール陣営が古馬2戦目として選択したのが、海外のドバイターフ。

 

鞍上はデビューからずっと手綱を託されてきた福永祐一騎手ではなく、名手のムーア騎手。

 

そのドバイターフで、リアルスティールは念願のG1奪取を果たしています。

 

しかし、リアルスティールはドバイターフ以降、勝てなくなります。

 

2016年の天皇賞秋(東京2000m)で2着となっていますが、2017年の毎日王冠(東京1800m)まで勝利はお預けとなっています。

 

その毎日王冠以後は、天皇賞秋4着、ドバイターフ3着、安田記念15着となり、引退となりました。

 

結局、リアルスティールが勝ったレースは1800mの非根幹距離だけなんですよね。

 

日本のG1は2000mや2400mの根幹距離で行われるレースばかり。

 

リアルスティールのような1800mのレース向きの馬は勝てません。

 

福永祐一騎手の騎乗云々ではなかったと思いますよ!

 

それでも、リアルスティールは4億を超える賞金を稼ぎ出したわけですから、産駒に期待したくなる気持ちもわからなくはありません。

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最後に

リアルスティールは、ドゥラメンテやキタサンブラックのような活躍を国内では見せることができませんでした。

 

ただし、キタサンブラックの父親であるブラックタイドが、キタサンブラックという優秀な産駒を誕生させたというのも紛れもない事実です。

 

現役時代は期待通りいかなかった馬が、種牡馬になってから活躍馬を出すことはよくあることです。

 

リアルスティールの産駒が活躍することを期待したいと思います。

 

そして、リアルスティールにはお疲れ様といいたいですね。

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